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富士フィルム:デジタルカメラ XF10

富士フィルムのデジカメ XF10のレビューです。
富士フィルムXF10のプラスポイントは、約280gの小型・軽量ボディに一般的なミラーレス一眼と同じAPS-Cサイズのセンサーを搭載したプレミアムコンパクトカメラという所です。
富士フイルム独自の色再現技術による卓越した写真画質と多彩な絵作りを、シンプルで使いやすいオート操作で楽しむことができるカメラという点です。

初心者でもとても簡単すぐに撮影できます。
電源入れて、シャッターを押すだけで、超高画質な画像を撮影することができます。
コンパクトデジタルカメラを初めての方にはXF10は超おすすめです。

レンズは、焦点距離18.5mm(35mm判換算:28mm相当)、開放F値2.8の単焦点広角フジノンレンズを搭載しています。
数値で記載しても初心者にはよくわかりません。

一言で言うと、レンズは単焦点レンズ(望遠機能は無し)風景撮影からスナップ撮影まで幅広いシーンをカバーできます。
また、Bluetoothでスマートフォンと常時接続することで、SNSでスムーズに画像をシェアして愉しめる点も特徴です。

さらに、Instagramにマッチした「1:1のスクエア画角」に、スワイプ動作で簡単に切り替えられる「スクエアモード」、高まる動画機能のニーズに応える「4K動画撮影」や「ハイスピード動画撮影」など、多彩な機能を搭載しているので、デジカメで撮った高画質画像をSNSに利用することができます。

大切な部分のカメラのことについては、有効2,424万画素のAPS-CサイズCMOSセンサーは、X-T100やX-A5と同等です。

搭載レンズは35mm判換算28mm相当のF2.8。
最短撮影距離は約10cm。
感度はISO200~12,800(拡張で100/25,600/51,200)。
4K動画記録やハイスピード動画も撮影可能です。

シャッター速度はメカシャッターが30~1/4,000秒(F2.8は1/1,000秒まで。
F8以上で1/4,000秒まで)。
電子シャッターを併用すると最高1/16,000秒まで対応可能です。

カメラのレンズについての記載は「数字」がたくさん出てきて、何が何の数字で、数値が大きとどうなのか?数値が小さいとどうなのか?正直、初心者はよくわかりません。
その点をしっかりカバーしてくれているのが、このXF10のカメラです。

デジタルテレコンバーターで28mm-50mmを実現しています。
デジタルテレコンバーターとは、先ほどレンズの説明の時に、単焦点レンズの説明を記載しました。

広角機能、望遠機能が搭載されていないカメラレンズですが、デジタル技術を使用して、若干の望遠と広角撮影ができる機能が備わっていることです。
本当に若干のレンズ倍率にはなりますが、実際に使ってみると、3段階のカメラレンズの焦点距離を使えます。
とても便利で、使えます。

この単焦点モデルでありながらデジタルズーム機能を搭載していることが、高性能センサー・プロセッサーにより画質劣化が抑制されつつ、28mmから50mmの焦点距離を実現可能にしていて、初心者でもとてもきれいな画像を撮影することができます。

不便だな~、気に入らないな~っていう点については、動画撮影が4Kで撮影できる、とてもハイスペックな機能が搭載されていますが、その性能が低レベルです。
4Kだから~と少しテンションが上がりますが、実際はフルHD程度の動画撮影になりますので、動画を撮影したい場合はデジタルビデオカメラでの撮影をおすすめします。

そして、このカメラの最大のダメなところはオートフォーカス機能です。
静止画にしても、動画撮影するにしても、被写体にピントが合うまでのスピードが遅い。
このオートフォーカス機能は、次期モデルではぜひ改善してパワーアップさせてほしい部分です。

しかしながら、APS-Cセンサーを搭載しているカメラとしてはとても安価ですし、写真を印刷した時の鮮やかさは抜群です。

悪く思う点より満足ポイントの方が多いカメラなので、全体的に初心者には使えるカメラだと思いますので、おすすめします。