購入者レビュー - 冷蔵庫
パナソニック：冷蔵庫 NR-F556WPX-H
微凍結パーシャルが便利なNR-F556WPX-H
【気に入っている点】
(1)完全に凍らない微凍結パーシャル
チルドよりも低い-3℃の微凍結で鮮度が長持ちします（肉、魚が約１週間程度保存できます）。
そして、私が何よりも便利だと感じているのが、完全に凍っていないため解凍の手間が必要でないことです。
冷蔵庫から出してそのまま、魚であれば包丁で切ることが、肉であればパックから必要な枚数を取り出す（はがす）ことができます。
冷凍であれば、事前に冷蔵庫に移して解凍 または 電子レンジでの解凍が必要ですが、微凍結パーシャルでは必要ありません。
もともと、段取りが不得意な私ですが、必要になったときに取り出して、即使うことができるので、この微凍結パーシャルは本当に重宝していて、この冷蔵庫にしてよかったと思っています。
(2)スマートフォンと連携して状況を教えてくれるCool Pantry
冷蔵庫が無線LANを経由してスマートフォンとつながり、冷蔵庫の状況、ドアの開閉回数、エコナビ運転の状況等を教えてくれます。
このなかで、私が便利だと感じているのは、氷を作るための水がなくなったら教えてくれることです。
我が家は子供が２人おり、夏冬関係なく、毎日水筒を用意しています。そのため、毎日氷が必要であり、氷を切らすと大変なことになります。以前の冷蔵庫では、氷用の水を切らして氷が作られていないことがちょくちょくありました。
しかし、この冷蔵庫では、水が切れる前にスマートフォンにお知らせが来るので、氷を切らしたことがありません。
(3)手が届きづらい場所にコンプレッサーを持ってきたトップユニット方式
以前の冷蔵庫は、最下部にコンプレッサーがあり、最下部の冷凍庫のスペースが狭くなっていました。
しかし、この冷蔵庫はそのコンプレッサーが最上部にあります。
私は身長が160cmで、どちらかというと同年代の女性との中では身長は高いほうだと思います。
その私でも冷蔵庫の最上段は手が届きづらく、さらにその奥となると視線すら届かない状況です。
そのうまく活用できないデッドスペースにコンプレッサーを設置することで、コンプレッサーに使われていた最下部を活用することができています。
(4)奥行きのある大容量ドアポケット
以前の冷蔵庫では、冷蔵庫の内の棚にかごを置いてドアポケットに入りきれなかった焼き肉のたれ、サラダ用ドレッシング等の各種調味料を置いていました。
しかし。この冷蔵庫はドアポケットの奥行きがあり、様々な調味料を格納することができます。
冷蔵庫内がすっきりすると共に、庫内のスペースを有効活用することができています。
【気に入っていない点】
(1)情報を貼り付けられないラグジュアリーデザイン
冷蔵庫のドアの表面にガラス加工がしてあり、外観はかなり高級感が漂っています。
一昔前の、いかにも家電っぽい冷蔵庫ではなく、お洒落なインテリアにも似合うと思います。
しかし、個人的には一番残念なポイントなのですが、ドアに磁石がつかなくなりました。
今まで、子供の学校のスケジュール等の大事な情報をマグネットで冷蔵庫に貼り付け、家事の合間で確認していたのですが、それができなくなりました。
家電がお洒落になっていくことはいいのですが、お洒落になりすぎるのも考え物だと感じました。
(2)外れやすい冷凍庫のトレー
冷凍庫に２段のトレーがついているのですが、このトレーのレールの溝が浅く、ものすごく外れやすいです。
冷凍庫に詰めすぎているせいもあるかもしれませんが、ちょっとでも何かに当たると即レールが外れ、冷凍庫のドアが閉まらなくなります。
きちんと閉まらないと冷凍庫の温度にも影響するので、モデルチェンジの際には直してほしいと感じています。
