コラム - 美容

美容 - マスク時代のプチプラファンデ比べの楽しみ

今年は大き目マスクをして終日を過ごすのが日課となったためか、なんだかファンデーションがもったいなく感じて仕方なかったのですが、皆さんはどのようにお過ごしでしょうか。
私は、買い置きしていたカウンセリング化粧品である国内ブランドのファンデをすべて自粛中~夏までの間に消費したのですが、凄くもったいなく感じました。
マスクで顔は覆ってしまうのでメイクしても顔を見せることはありませんし、蒸れて化粧崩れしてしまうし、吹き出物やかぶれも出てしまいました。
元々、お化粧にそれほどこだわりがない自分でも欲求不満がたまっていたのか、某深夜のTV番組で放送していた「それでも私はメイクをする」という他愛のないドラマを食い入るように視聴してしまいました。
もちろん、メイクアップアーチストがMCを務めるラジオ番組でのメイクに関する情報にもいつになく聞き入っていました。
このような半年余りを経過して得た結論が以下の通りとなっています。

■ファンデーションは、カウンセリング化粧品でなくても全然可!

これまで、海外有名ブランドまでとはいわずとも、国内カウンセリング化粧品を必ず使用していた私ですが、今年のマスクで覆う顔対応のために、ランクを下げてプチプラ系製品に変更することにしました。
なぜなら両者の価格差は、1,000円から最大2,000円近くまで開きがあります。

プチプラ系ファンデの良い所は、ドラッグストア等で気軽に購入出来ることです。
数が少なく合って忙しさの増した店員の手を煩わすことなく、話もする煩わしさもなく、本当に気が楽です。
ただし、色々種類がありすぎて、事前の下調べが必要であったり、購入しても色が合わなかったりと少し失敗もありますが、まあ、マスクで隠れるので良いとします。

お勧めは、何と言ってもKATE(カネボウ)やインテグレート(資生堂)あたりです。
カネボウのコフレドールや資生堂のマキアージュを普段に使用している人なら、KATEのファンデは薄付きの軽い質感と使用感がよく似ており違和感がないです。
資生堂のインテグレートは、現在は若い世代向けのプチプラ製品と化していますが、数十年前は立派にカウンセリング化粧品で、エリクシールの下位位であったはずの歴史ある商品ブランドです。
信頼性ありますが、使用感は少々ハードで厚塗り間感あります。
しかし、その分カバー力があり消費量が控えめになるメリットもあります。
目的に分けて使い分けると良い感じです。

■ファンデのかわりに化粧下地もしくはリキッドファンデーション+フェイスパウダー仕上げ

有名なメークアップアーチストのマスク生活にお勧めなベースメイク方法として、化粧下地にフェイスパウダー仕上げが良いという情報がありました。
今年の夏は特に暑くて化粧崩れが激しかったことから、フェイスパウダーの売れ行きが良かったそうです。
秋以降、薄付きファンデのかわりに、化粧下地やBBクリームを使用したベースメイクが流行っているようです。
化粧崩れが少なく済むのは、パウダーファンデよりリキッドという事はかねてから聞いておりましたが、フェイスパウダーを使用する機会が増えた今、リキッドに変更した方が良いかもしれません。
KATEのリキッドファンデーションは、白っぽく仕上がりますが、なかなか優秀で評判が良いです。
使用感もサラッときめ細かに仕上がります。

フェイスパウダーは現在、各社力を入れて売り出しており、どれを選んでも問題ないのですが、あえてプチプラのマジョリカマジョルカあたりのルーセントが人気でお勧め商品です。
キャンメイクもカラーニュアンスをパウダー仕上げの際に使いたい場合には面白い商品があります。

■基礎化粧品は少し良くしよう!まずは試供品の整理から。

マスクかぶれ、蒸れによる肌荒れは、アレルギー持ちにはたまりません。
パウダーファンデは、プチプラ系な場合物によっては使用感がハードであったり、乾燥・吸湿のような質感を感じるものもあるため、化粧水・乳液等気を払いたいところです。
消費量もファンデと比べてそう激しく無いものなので、プチプラは避けて、アレルギー対策出来る製品が良いと考えています。

ケチなお話ですが、面倒くさくて使っておらす溜まりがちであった試供品を整理するかの如く、化粧水・乳液・美容液をぐるっと使用しています。
ファンデの使用感に合わせて、化粧水や乳液のタイプを変えたり、カラーベースを変えてみたりしています。

本来なら、クリームタイプのチークなどトレンドメイク製品を試したいという誘惑をこれによりある程度抑えることができます。
我慢できない時は、カウンセリング化粧品のオマケ付のセット販売を利用すると、フラストレーション解消出来るかもです。

以上、ばかばかしいですね~。
一見節約しているように思えますが、その実は、色々なメーカー、ブランドのアイテムを試し比べていくという趣味にはまり始めているわけです。
日用品でよくやっていたことなのですが、ついに化粧品に飛び火した次第です。