コラム - 電動アシスト自転車

電動アシスト自転車 - 電動アシスト自転車はここまで進化していた!

YAMAHAが世界初の電動アシスト自転車「PAS(パス)」を発売したのが、1993年11月。
それからおよそ30年、電動アシスト自転車はものすごく進化しているんです。
実はダイエットにも最適、という電動アシスト自転車について紹介しましょう。

走るだけでダイエット効果! 電動アシスト自転車がいい理由
ペダルを踏む力や回転数をセンサーで検出し、搭載しているモーターでアシスト。平地と同様の踏む力できつい坂道だってスイスイと進んで走れる優れもの、それが電動アシスト自転車。

でも楽すぎて電動アシスト自転車はダイエットに向かないのでは? と思った皆さん、ぜひここから先に注目あれ!
自転車でダイエット…、というと競輪選手が乗るようなドロップハンドルの自転車で全速ダッシュ!! とか、息が弾んで心臓がドキドキするくらいのスピードを出さないと痩せない、といったイメージを持っている人もいると思いますが、それは誤解。

たしかに全力で自転車に乗ることを長期間続ければがっつり痩せるかもしれません。
でも、それは相当のやる気と根性がなければ続かないようなきつい運動で、まさにアスリート並の意志の強さを必要とします。

でも、安心してくださいね。
ダイエットのためには軽い運動強度でなるべく長く運動を続けるのが実は効くんです!

つまり電動アシスト自転車の運動強度が丁度いいってこと! あるメーカーの試算によれば、電動アシスト自転車の運動強度はおよそ3.0?4.0メッツ。(※メッツは運動の強度を表す単位)

厚生労働省が2013年に発表した「運動基準・運動指針の改定に関する検討会報告書」の資料によれば、3.0メッツの運動はボウリング、バレーボール、ピラティス、太極拳など
。3.5メッツが軽中等度の自体重を使った軽い筋力トレーニング、体操、ゴルフなど。
そして4.0メッツが卓球、パワーヨガ、ラジオ体操第1など。電動アシスト自転車に乗るだけでほぼそれらと同等の運動強度になるわけです。

ですので、ふだん運動をほとんどしない人が電動アシスト自転車を使うようになれば、日常生活のなかで運動量が上がり、自然にダイエットと同様の効果をもたらすというわけ。

また、通常の自転車では急坂に差し掛かったら降りて押すことになってしまい、そうするとどうしても運動強度が落ちてしまいます。
しかし電動アシスト自転車は、そんな坂でもペダルの重さはそれほど変わらずに漕いで進めますので、運動を継続できるという点でも優れています。

電動アシスト自転車は長い距離を走るのも苦になりませんから、軽い負荷の運動をできるだけ長く続ける、というダイエットの原則にも合っているのです。