コラム - ダイエット

ダイエット - 酵素ダイエットで太らない体質に改善

知らない間に体重が大幅に増えたことに気付き、あわててダイエットに取り組む人がいます。ダイエットをするにしても食事を制限するものだと、元の食事に戻した時点でリバウンドします。また、運動によるダイエットも、忙しさにかまけて手を抜くようになればまた太り出します。

ダイエットの効果が一番発揮されるのは、体自体を「太らない体質」に変えることです。1日の平均的な活動において、食事から摂った栄養をエネルギーとして消費できる体にすれば、脂肪がまとわりつくことはありません。一時的に痩せるだけでは何の意味がなく、日常的に太らない環境を築くことが大切です。その手段として有効なのが酵素ドリンクを利用した「酵素ダイエット」です。

●基礎代謝
人は体を動かすごとに、エネルギーを消費します。なお、人の体は運動をしている時だけエネルギーを消費するわけではありません。椅子に座っているだけでもエネルギーを必要としています。つまり、脳でものを考えたり、細胞が分裂したり、血液が全身に流れたりする時にもエネルギーが必要となります。このように、人が生きていくために常に使われるエネルギーが「基礎代謝」です。

そして、基礎代謝において脂質や糖質をエネルギーへ変換する活動をサポートしているのが「酵素」です。従って、酵素が不足してくると、糖質や脂質がエネルギーとして消費されずに体内に蓄積されることになり、必然的に太っていきます。そこで、酵素の持つ代謝を促進させる機能を活発化させ、体の中から太らない仕組みを作り上げるダイエットが「酵素ダイエット」です。

●消化酵素と代謝酵素
人の体内では「消化酵素」と「代謝酵素」の2つの酵素が生成されています。消化酵素は体内に入った食べ物を消化・吸収させる働きをし、代謝酵素は吸収した栄養素を各器官の細胞に送り、細胞の活動を補助する働きをしています。

しかしながら、体内で生成される酵素の総量は限定されています。従って、暴飲暴食をしたことで、体内の酵素のほとんどが消化活動に取られると、代謝に回される分の酵素が足りなくなり、代謝機能が低下します。また、酵素は加齢とともに生成量が減少するため、高齢になるに伴って同じ量の食事でも太るようになります。

人は基礎代謝を維持することが太らないための最善の方法です。ダイエットによって堆積した脂質や糖質を一時的に除去しても、体質が変わらなければ時が経つにつれてまた太り出します。太りがちになったら、継続的な酵素の摂取による基礎代謝機能の改善が必要です。

●酵素ドリンクを使ったダイエットのやり方
酵素ドリンクを効果的に飲むことで消化や代謝を促し、糖質や脂質をエネルギーに変換できる体質を作り上げます。
1)日々の食生活で食前に摂取
毎日の食生活に取り入れるなら、毎食前に飲むのが効果的です。食前に摂取することで、食後の消化や吸収を助けてくれます。理想は食事の40分前の摂取ですが、5~10分ほど前までには必ず飲むようにします。

2)暴飲暴食の翌日の朝食代わり
前日の夜遅くまで食べたり飲んだりした時は、翌日の朝食の代わりに酵素ドリンクを飲むのがおススメです。それによって、消化吸収を促しつつ、乱れた栄養状態を元の状態に戻します。

3)間食のし過ぎの時は夕食代わり
日中にお菓子やケーキなどをたくさん食べてしまった場合は、夕食を酵素ドリンクに置き換えると有効です。摂取カロリーを抑えるとともに、日中に食べた分の消化を促進します。

4)平日の食事の栄養バランスが悪かった時は週末に酵素ダイエット
平日は仕事が忙しくて偏った食事になってしまった時は週末の食事を酵素ドリンクに置き換えるのが有効です。朝食を酵素ドリンクに置き換え、昼食と夕食は通常の食事を摂ります。週末の休日が2日間ある時は、2日間継続します。